【家づくり豆知識】住まいを守る!害虫・害獣対策の基本と駆除方法

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【家づくり豆知識】住まいを守る!害虫・害獣対策の基本と駆除方法

家を建てたあと、「快適に暮らせる!」と思っていたら、ある日突然現れるのが害虫や害獣の存在。
「深夜に天井から物音がする」「シロアリに柱がやられた」なんて話も珍しくありません。
今回は、新築やリフォーム前後に押さえておきたい害虫・害獣対策の基本と、駆除のポイントについて解説します。


1. なぜ害虫・害獣が家に入ってくるの?

害虫・害獣が家に侵入する主な原因は以下のとおりです。

  • すき間や通気口:家の隙間や換気口、通風孔から侵入。

  • 湿気や餌:ゴキブリやシロアリは湿気を好み、ネズミは食品やゴミのにおいに反応。

  • 近隣環境:空き家や雑木林、畑などが近いとリスクが高まる。

新築住宅でも、完璧に密閉されていない限り、これらのリスクはゼロではありません。


2. 代表的な害虫・害獣とその特徴

■ シロアリ

  • 木造住宅最大の敵。

  • 床下の湿気を好み、構造材を食い尽くすことも。

  • 発見が遅れると修繕費が高額に。

■ ゴキブリ

  • わずかな隙間から侵入。

  • 繁殖力が高く、暖かい場所で活動。

■ ネズミ

  • 夜行性で天井裏や壁の中を移動。

  • 糞尿や配線被害、病原菌の媒介も。

■ ハクビシン・アライグマ

  • 屋根裏に棲みつくことも。

  • 足音や糞の被害、子育てのため長期滞在の恐れ。


3. 新築・リフォーム前にできる予防策

◎ 建築段階での施工対策

  • 基礎のコンクリートは隙間を作らない:シロアリやネズミの侵入防止。

  • 換気口や通気口には金網を設置:小動物の侵入をシャットアウト。

  • 床下に防蟻処理を行う:シロアリ対策の基本。

◎ 外構や周辺環境の整備

  • 雑草を刈り、木を剪定:虫や小動物の隠れ場所を減らす。

  • ゴミを適切に管理:においによる誘引を防ぐ。


4. すでに被害が出た場合の対処法

■ 自力でできる駆除(軽度の場合)

  • 粘着トラップや忌避スプレーを使う。

  • ゴキブリやネズミ用の市販駆除剤を活用。

■ プロに依頼すべきケース

  • シロアリが発見された場合。

  • 天井裏で足音がする場合(ハクビシンやアライグマの可能性)。

  • 数が多く繁殖していると感じるとき。

ポイント:プロは被害状況を調査したうえで、再発防止まで考えた対応をしてくれるため、結果的に費用対効果が高いことも。

5. 害虫・害獣対策を怠るとどうなる?

  • 資産価値の低下:シロアリやネズミ被害による構造劣化。

  • 健康被害:ダニ、ノミ、感染症の媒介。

  • 精神的ストレス:足音や異臭で睡眠妨害。


6. 定期的な点検とメンテナンスがカギ!

新築時にしっかりと対策をしても、数年経つと劣化や自然環境の変化で侵入経路ができることもあります。

  • 年に一度は床下や屋根裏をチェック

  • 外壁や基礎のヒビ割れの補修

  • 定期的なシロアリ点検(5年に一度が目安)


まとめ:住まいを守るために今すぐできること

  1. 家づくりの段階で対策を盛り込む

  2. 定期的なチェックと掃除を怠らない

  3. 気配を感じたら早めに専門業者へ相談

快適で安心できる住まいを守るには、「予防+早期対応」が何より大切。
家族と家を長く守るためにも、しっかりとした害虫・害獣対策を心がけましょう。

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